2014年04月17日

ポジターノで瞑想する

 数日前にハートの奥底の神殿として、サンクチュアリを創ったが、まだ未完成なので、今日は別のところで瞑想をした。飛んでいった先は昨日録画で見た、ポジターノ。

 イタリアは西の海に面した、ブーツの甲より足首くらいのところにある、谷と山肌にしがみつくように建てられたパステルカラーの家々愛らしい町である。狭い階段が縦横無尽に伸びている。その階段を気が遠くなるほど登って行ったところにある、アンティークのお店の向かいに設置されたベンチに座って目を閉じる。テレびの中で、おじさんが日向ぼっこしていたベンチである。眼下には両側に削り取られたような山と家々と、きらきら光る青い海と水平線がある。私はそこで、あちこちに植えられたレモンの香りを楽しみながら、太陽の陽を浴びる。

 頭部に降り注がれる光を集めて、頭頂から招き入れる。後頭部、頸椎、脊椎、腰椎を流れ、仙骨に達し、おなかのなかに溜まる。凝り固まった細胞が光によって次々に溶かされていく。おなかに満ちた光は次第に足にも流れる。いつしか足先や足首、膝が暖かくなっている。背骨からあふれた光は、肩甲骨を通り腕にも流れる。手先や手首、肘が温まってくる。その範囲が次第に広がって、自分には翼があったのかと錯覚するほど。暖かく、幸福な気分。

 吸気と共に何度も何度も陽を吸い込む。体がどんどん溶けていく。レモンの香りが爽やかだ。ここは遠すぎて潮騒は聞こえないが、わずかに潮の香りがする。太陽で温められたて蒸発した海水が、空気中を漂っているのだろう。潮の香とレモンがいい感じでミックスされて、鼻孔が気持ちいい。呼吸するのってこんなにも気持ちよかったっけ?

 陽の光が額にじりじりする。日焼けしても、リラックスして活性化した細胞と内臓の働きで、日焼けはすぐに元に戻るので、気にしない。

 どんどん私は溶けていく。体の内側から外側まで。やがて蒸発した海水のように、私の細胞も蒸発していき、姿は見えなくなる。宇宙と一体になっている私。うっとりしながら、私はそこから動かない。
posted by Mimoza at 14:48| Comment(0) | TrackBack(0) | サンクチュアリ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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