2011年09月04日

蚊避けシェルのすすめ

午後3時を過ぎてから公園に行き、
ちょっと歩いてからベンチに座った。

台風一過の湿気を孕んだ風が青臭く、
セミの鳴き声がかまびすしい。
台風の間はきっと黙っていたに違いないと思った。
精一杯鳴きな、とセミの大合唱に脳ミソを全部解放した。
脳細胞全てがざるの中で洗われる小豆みたいに感じる。
その一方で西日を遮る夏に育った木々の葉が、
ゆさゆさと視覚の中で揺れ、心地いい。
ああ、命が洗われていく、とうっとりしようとしたときである。
脛がちくっと痒かった。
見ると、小さな小さな蚊が止まっていた。
たん、と地面に足を叩きつけると、
蚊はいったん離れ、また止まった。
草むらが茂っているのだから、
藪蚊がいるのは当然である。
私が足を動かしたことで、
あ、いたいた!とばかり蚊がわっと寄ってきた。
私はここでくつろぎたいのだから、
蚊の餌食になっているわけにはいかない。

あわてて自分の太陽を頭上に設定し、
エネルギーを受け取って、自分の体の周りにかぶせ、
蚊避けシェルを作った。
大天使ラファエルに頼んで、緑のフィルターを借りた。
緑色の卵型の蚊帳の中に座っている自分をイメージし、
じっとしていると、蚊は飛んではいるが、
私に寄りつかなくなり、そのうち姿が見えなくなった。
やれやれと思い、またセミや木々に感覚を委ねていると、
蚊避けシェルに穴が開いたのだろうか、
またちくっときた。
蚊避けシェルをイメージしながら、
セミや木々を楽しまなければならないのだった。
初心者なんてこんなものだろう。
何でも修行なので、両方頑張った。
やってみていると集中するあまり、
背中に汗をかいてきたが、
でもどうにかシェルの中にいながら、
周囲を楽しむことができた。
コツがわかればそう難しいことはない。
頑張った甲斐あって、蚊にはほとんど刺されなかった。
ひとつ習得できたかな。

頭上に設定したエネルギー源から作った蚊避けシェル。
お薦めである。

posted by Mimoza at 18:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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